アレフ教学システム 入門試験問題
第3章 3・4話

 まず、大乗の教えでは、わたしたちは心を成熟させることによって、本当の意味で幸福になれるんだよということが説かれています。そして、心を成熟させるために(1)つの素晴らしい心の働き、(1)つの心の訓練を説いています。
 それは何かというと、まず第一は「(2)」であるといっています。
 (2)というのは、ここにたくさんの人がいらっしゃって、例えば身内だろうと、あるいは他人だろうと、どの人も自分の最も愛する人と同じように見ることができる心の働きのことです。

1、 @一 A二 B三 C四
2、 @心 A無量心 B平等心 C称賛


 (3)というのは相手を育むもの、相手の(4)を促進するものです。そして、それを見て喜ぶ心であるとわたしは思います。一方、(5)というものは、自己のエゴをいかに満足させるかというものです。例えばそばにいてほしい、一緒にいたいと相手に求める心、これは自己のエゴです。
 (3)というものはそうではありません。自分がそのとき一緒にいれば相手が(4)するだろうということで一緒にいる、あるいは、離れていた方が相手の(4)を促進するのだったら、あえて離れるというものです。そして、そのことに対して心に苦痛がない、これが(3)です。
 つまり、(5)というものは、自己のために相手が存在している、自己の喜びのために相手が存在しているという心の働きで、(3)というものは、他の(4)のために自己が存在しているという心の働きです。

3、 @嫌悪 A無智 B愛 C愛着
4、 @成長 A下降 B上昇 C発育
5、 @嫌悪 A無智 B愛 C愛着


 そして次は「喜」、「相手を誉め称えること」です。これは、相手の素晴らしい行ないや気持ちに対して、心から(6)する心の働きのことです。
 この気持ちが欠けているとどうなるかは、(7)の法則を考えてみるとすぐわかるでしょう。(7)の法則というのは、なしたことが返ってくるということだから、当然相手からも(6)されません。
 また、相手に対して誉め称える気持ちがない背景に、一体どういう心の働きがあるのか考えた場合、それは相手に対する(8)心、嫉みとか妬みとかいった感情があるはずです。

6、 @実践 A嫉妬 B称賛 C闘争
7、 @グル A真理 B天 Cカルマ
8、 @平等 A嫉妬 B称賛 C闘争


 それからもう一つ、相手が(9)みのたうち回っているならば、あるいは相手がもし(10)しみに浸っているならば、それを一緒に(9)んであげる、(10)しんであげる心の働き、これを「(10)」といっているんだね。

9、 @苦し A悲し B楽し C痛
10、 @苦 A悲 B楽 C喜


 この四つの訓練をもって、四つの偉大なる(11)といっているわけです。そしてこれは、あなたが本当に(12)になっていくための道であるといわれています。
 なぜそう言えるかというと、この訓練というのはわたしたちの心の(13)を落とし、そしてわたしたちの心を(14)してくれるからです。そして、すべてを(15)に見る目を培った上で、どの人の喜びに対しても感動し、そして一緒に喜んであげるという気持ちを持っているとしたら、人に大変好かれるでしょう。
 また、人の悲しみに対しては、一緒に悲しみということができるならば、やはり人に好かれるでしょう。
 そして、全く(16)の本能がなく、心が清らかで、他の人の善行に対して誉め称えるという気持ちを持っているならば、当然、人に好かれるでしょう。
 この四つの(11)を磨くことは、必ずあなたを(12)に導いてくれることでしょう。
 そして、多くの人がこの偉大な心を身に付けてくれたら、(16)のない平和な社会を築くことができるでしょう。わたしはそういう社会が一刻も早く現われることを願っています。

11、 @心 A称賛 B平等心 C無量心
12、 @幸福 A自由 B歓喜 C天
13、 @悲しみ A悪業 Bけがれ C善業
14、 @貧しく A大きく B豊かに C小さく
15、 @平等 A慈愛 B哀れみ C称賛
16、 @称賛 A嫉妬 B戦争 C闘争


 この地上のだれもがより良い(17)を送りたい、そう願ってるはずです。そのよりいい(17)を送るための秘訣は何かと聞かれたら、わたしは即座に、それは(18)の修行であると答えます。
 では、(18)の修行とは何かと。これは、例えば喜ばしいことが生じたとしても、あるいは(19)ことが生じたとしても、それに一切とらわれないと。そして、ただひたすら自分のなすべきことをなすと。

17、 @生活 A暮らし B人生 C神生
18、 @喜覚支 A軽安覚支 B欲如意足 C無頓着
19、 @うれしい A苦しい B楽しい C悲しい


 従ってもし(20)したとき、その(20)を全く後悔することなく、淡々と努力し続けることができるならば、いずれかその(20)のポイントを超え、より大きな人生を(21)することができるはずです。
 また逆に、もしここに、人生に瞬間的に(22)した人がいたとして、そこでおごりの心が出てきたらどうでしょうか。
 同じようにその魂は、そのおごりによって、(23)的言葉を使うならば(24)によって、そこからの成長が阻害されてしまいます。
 従って、(20)にしろ、あるいは(22)にしろ、それは(25)にすぎないと。そして目の前にあることに対して淡々とトライし続けると。これこそが最高の人生必勝法であると、わたしは考えます。

20、 @挫折 A達成 B勝利 C敗北
21、 @瞑想 A経験 B実体験 C達成
22、 @挫折 A達成 B勝利 C敗北
23、 @ヨーガ A一般 B社会 C仏教
24、 @謙虚 A慢 Bプライド Cうぬぼれ
25、 @出発点 A通過点 B終点 C最終地点