アレフ教学システム 入門試験問題
第1章 1話

 なぜ人間が(1)に生まれてくるのかというと、本来は、もし(2)というものがなければ平等なわけだけれども、(2)というものが存在しているから(1)なんだね。
 じゃあ、その(2)というものは何かと言ったら、それは(3)においてなした「行為」、それから「(4)」、それから「(5)」と、この三つをいうことができる。
 そして、なされたことはすべて(6)となり、必ず(7)を生じます。なしたことが必ず返ってくる、それが(8)なんだね。

1、 @平等 A裕福 B不平等 C貧乏
2、 @因果 Aカルマ B悪業 C善業
3、 @今生 A一生前 B過去世 Cアストラル
4、 @言葉 A悪口 B綺語 C妄語
5、 @身の行ない A心の働き B口の行ない C悪業
6、 @カルマ A因 B結果 C条件
7、 @果(結果) A原因 Bカルマ C縁
8、 @四預流支 A十二縁起の法 B慣性の法則 Cカルマの法則


 従って、今生というものは(9)の結果として形成されているわけです。中には、強いカルマで、一つの生では簡単に消滅できないものもある。その場合には、今生に現われた(10)が、前生、一生前のものではなくてね、二生前、三生前からのものであるということが考えられるんだね。

9、 @前生の因 A悪業 B今生の因 C善業
10、 @原因 Aカルマの因 B今生の因 C善業


 では、なぜそう言い切れるのか。例えば、ある苦痛を他人に与えるとするね。その場合、その苦痛が激しくて、しかもゆっくりゆっくりカルマとして返ってくる場合は、それを何生か持ち越さなきゃならないんだね。それはちょうど(11)と似ている。
 例えば、ここで一千万円(11)をして、それを、一年間に一万円ずつ返すとしたら、百年生きたとしても百万円しか返すことができない。まあ百年を一生とするならば、十生分にその影響はあるということができる。
 しかし、例えばその一千万円を一気に返すための(12)を味わってね、そしてそのカルマを(13)した場合は(14)で終わってしまう。あるいは、瞬間的に終わってしまうということもできる。そういうことだね。

11、 @貯金 A税金 B借金 C保険金
12、 @幸福 A苦悩 B楽しみ C喜び
13、 @超越 A減少 B消滅 C破壊
14、 @十生 A一生 B百生 C一カルパ


 わたしたちはなぜこの世界で生きていかなくてはならないのか。
 それは、現象というものに対して、(15)というものに対してのわたしたちのカルマが存在しているからだということができるんだね。
 だから、もし(15)のカルマというものを(16)し尽くしてしまえばね、例えば、いかなることを行なっても全く苦痛がないという状態、あるいは(17)状態を経験できるようになったならば、当然この世で生きていく意味合いというのも消えるし、そしてそのカルマも消えるし、(18)で生きるようになるだろうね、当然。

15、 @身の行ない A心の働き B口の行ない C身・口・意
16、 @浄化 A減少 B増大 C破壊
17、 @幸福な A苦も楽もない B不幸な C眠い
18、 @現象界 Aアストラル世界 Bコーザル世界 C欲六界


 結局これは、彼らが今生で(19)したことのカルマを落とすための修行であったといえると思うね。
 現に、若干名ではあるけれど、その「狂気の集中修行」に出て全く平気であるという人もいる。ゆとりを持っている人たちがいたわけだね。まあこの人たちは前生において(20)いて、今生でもあまり大きなカルマを積んでいない人たちだということができる。
 で、それを一つの目安として、今年の二月から三月にかけては、やはり自己の苦悩そのものが、(21)によって生起したんだということを理解し、認識してほしい。そのための月になってほしいと考えています。
 また逆の言い方をするならば、自己のなした(22)そのものは、自己の喜びとして還元されている。そのように理解してほしいと考えています。
 だから、小乗的な人というのは、苦悩もない代わりに、逆に(23)もないと。(24)的な人というのは、もし小乗のプロセスを通過して(24)に入っていれば、苦悩がないだけではなくて、そこには(23)だけが存在している。
 つまり、(24)の場合は現世即浄土とね、あるいは小乗の場合は、現世即(25)の状態が現出できる。そのように考えてほしいと思うね。

19、 @懺悔 A破戒 B経験 C修行
20、 @悟って A成就して B修行して C功徳を積んで
21、 @自己のカルマ A自己の行ない B前生の因 C神通力
22、 @善業 A悪業 B功徳 C布施
23、 @利益 A楽 B喜び C悲しみ
24、 @小乗 A大乗 B右道 C左道
25、 @マハー・ニルヴァーナ A成就 B離解脱 C涅槃